忘れもしない、それは7月、K嬢とぽたじぇに行った帰り道のこと。

飯豊の道の駅「めざみの里」でお茶でも飲みながら、まったりいちご狩りの話などをしていた我々。

と、「んだ、んだ」と会話に入ってこられた御仁。

なんだかんだと色々な話をしているうち、どうやらこの方、ダリヤ園の近くでダリヤを育てているらしいことが判明。

「ダリヤは赤とんぼが飛ぶ頃が、一番良いんだ。」

と、お名前と電話番号を教えてもらいました。

彼の名は「五十嵐(いからし)」さん。

「じゃあ、赤とんぼが飛ぶ頃に、連絡しまーす 😉 」と言って、その場はお別れ。

 

……..それから数ヶ月。

すっかりトンボ飛んでるじゃん!

むしろ徐々にいなくなりつつあるじゃん!

ダリヤ園に行かねばっ。

イカラシさんに連絡せねばっ。

という次第で、ダリヤ園に行き、豪華な花たちに癒され、

帰りに五十嵐さんに連絡しました。

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五十嵐さんのダリア畑。時期は終わりつつありますが、まだまだ元気に花が揺れていました。

 

…….とはいえ、数ヶ月前の口約束。覚えてらっしゃるかな〜。迷惑じゃないかな〜、とドキドキ。

お返事は・・・

「さっきダリヤ園がら帰ってきたんだぁ。来てもいいよぉ〜」と、快諾。ありがたや〜。

 

ダリヤ園からクルマで走ること約5キロ。

田んぼが広がる中に鮮やかなダリア畑発見!

電話をかけると―

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お日さまみたいなダリヤを持って。 ダリヤ栽培歴30年の五十嵐正孝さん。

😛

出てきてくれました。 イカラシさん! 😛

ダリヤを育てて30年の大ベテラン。しかも前回の記事で紹介した、「かぶき者」ダリヤの名付けの親でした!

 

ご自慢のダリヤ畑を見て回りながら、色々教えてくださいました。

「この世にダリヤほど美しい花はない」ということ、

「肥料の入れ方で色、丈夫さ、背丈が変わる」こと、

「新種の花が咲いてもそれはまだ成功ではなく、その花が球根から咲くようになって初めて成功と言える」こと。

 

「ダリヤは雨よりも風に弱い」こと、

「ちょっとでも傷んだら、それは商品にはできない」こと、

「そしてそれは良い物を提供するためにはやらなくてはならないことなんだ」ということ。

ダリヤに月日を重ねて向き合い、日々対話してきたから、きっとダリアの声が聞こえるんだろうな。

 

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まるで作り物みたいに精巧なダリヤ。

ダリヤの花を育てて30年、なんて人は、そうそういない。

だから五十嵐さんは色んな所からダリヤ栽培の指導を頼まれる。

もしかしたら、この冬は外国に行って指導することになるかもしれない。

「ダリヤをやってたから、こうやって色んな人に出会える。

ダリヤをやったから、色んな所にも行けた。

ぜーんぶ、ダリヤのおかげだ」

ほんとだね。

海を超えてやってきたダリヤが、今度は自分を育ててくれる人を、また別の海の向こうへ運ぶ。

つくづくロマンチックな花だな。

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秋の陽の光を浴びて、最後の花を咲かせています。

11/3はダリヤ園年内最後の開園日。

五十嵐さんのダリヤの畑も、ほどなくしたらこのきれいな花や茎もろとも全部、刈り取られる。

来年、美しい花を咲かせるために。

 

これもまた、良い花を提供するために、やらなくちゃならないこと。

 

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男は背中で語るよ。

川西町の、遠〜くまで続く田んぼの一角に咲く、色とりどりのダリヤの花畑。

 

こんなのどかな風景とうらはらに、初対面の私達にもオープンで、ハートにそれはそれは熱い想いを持った、

おしゃべり好きで、心優しいじいちゃんがいる。

 

petit aya

 

*ダリヤの花を購入、または贈りたい方は、こちらにご連絡ください*

五十嵐正孝さん

住所:〒999-0142  山形県東置賜郡川西町堀金2647

電話:080-5568-2288


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ちびっこい体で置賜をうろついています。 好きなものはおもち。おいしいお団子やおもちに出会うと買ってしまわずにはいられない。 つまり置賜はおいしいワナでいっぱいってこと。
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