師が走り回るほど忙しいから師走。

そんな12月の中旬過ぎ、降り続いた雪が一旦止んだ晴れの日、img_6377

とある師匠たちが川西町の中郡小学校にかけつけた。

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師匠たち。

 

この師匠たちの使命はと言うと・・・

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出来上がりモデル。

しめ飾り作り。

この日は「わら細工会」の会長さん五十嵐さんを始めとする、しめ飾りづくりの先生たちが長年培ったしめ飾りのワザを伝授すべく、中郡小学校にやってきたのです。

毎年この時期、川西の2つの小学校の5、6年生を対象にしめ飾り作りを教えているのだそう。

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5年生16名、6年生11名。みんな体育座りで待機中

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五十嵐会長による、しめ飾り作成工程の説明

まずは簡単に説明をして、いざ!作らん!

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靴下脱いで、裸足になって、気合十分!

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慣れた手つきでササッ、ササッ。縄が踊るように綯われていきます。見た目は簡単そうだけど・・

しめ縄は「左綯え(ひだりなえ)」通常、生活に使うわら細工は「右綯え」ですが、しめ縄は左綯え。

なぜ左か?の答えは諸説あるみたいですが、

“左綯いをするとき(右利きの場合)右手を自分の体に向かって引くことから、幸せをよびこむ、神様をお招きするなどの意味をもつので、神様に関係するわらの道具はほとんど左綯い”であるそうです。

しかしこれがムヅカシイ。(○´―`)ゞ

生徒たちも大苦戦。やったことない上に左綯えとくると、初めてやる5年生はまずひっかかる。

上手くやれてると思ったら右綯えになっててハイ、やり直し。。。 見ている私も、とても出来る気がしない・・

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教えてもらったり、教えあいこしたり。そのうち手足の使い方がサマになってくる。代々伝わった文化の力ですね。

「せんせー 教えてくださーい」

「えー!?全然わかんない」と言いつつも、表情は真剣。

途中で放り出す子は誰も居らず、いつの間にか少しずつ、少しずつ、出来るようになっていく。

5年生、今年はだめでも来年になったらきっとできる。

なぜなら、去年やった6年生達はみんな、5年生とは一味違う。

一回だけの体験、されど差のつく一回、大きな一回。

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根気よく丁寧に、しめ飾りの先生たちが手取り足取り教えてくれます。

参加している小学校の先生、

生徒に「せんせ〜、丸くなってないよ〜」などと愛のムチをうけつつも、なにやら楽しそう。

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先生たちも、時々打合せ

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教える方も笑顔。

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しめ飾りが丸くなった!と思ったらすかさずアタマにのせる。これぞ「男子」!

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切って、折って、結んで、編んで。

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そろそろ出来上がりも近いですよ。

 

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ほら!上手にできたでしょ!

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見よ!この完成度!

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最後に左右に紅白の紙垂(しで)をつけたら・・

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完成!

 

しめ飾りには、縁起の良い物がてんこ盛り。

👉南天_難を転じて福となす

👉松_不老長寿

👉ゆずり葉_代、財をゆずる、子孫繁栄

👉松竹梅_縁起の良いお正月の花

👉四手_清浄な場所であることの印

👉水引_包む・結ぶ 神聖・清浄の意味

 

こんなにご利益がたくさんのしめ飾り、そりゃぁ玄関に飾らなきゃ。

自分で作ったとなれば尚更。

子どもたち、自分の作ったしめ飾りを誇らしげに、でかでかと自分の名前のかかれたフクロに入れていました。

きっと得意げな顔をしてお家に持って帰ったことでしょう。

 

私はしめ飾りを作ったことがありません。縄を綯ったことすら無い。

子供の頃、こんなワクワク体験、できたらよかったな。

日本の伝統的な文化でもある「しめ飾り」、それを未来を担う子どもたちに作ってもらう。

こんな素敵な体験、いつまでもずっと継承されてほしいものです。

 

petit aya

 

P.S.

わら細工の会会長さん、どこかで見たことがある!と思ったあなた、大正解!

五十嵐さんは前の記事で登場した、「ダリヤのじいちゃん」でした🌠

年がら年中、大活躍ですなぁ〜


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ちびっこい体で置賜をうろついています。 好きなものはおもち。おいしいお団子やおもちに出会うと買ってしまわずにはいられない。 つまり置賜はおいしいワナでいっぱいってこと。
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