ひとつのものが、人生を楽しく豊かにしてくれることがある。
もちろんそれは万人に当てはまるわけではないけれど、でも確かにいくらかの人達の人生を豊かにし、笑いと楽しい時間を生み出してくれるものになる。
それを教えてくれたのが、長井にある木のおもちゃとボードゲームのお店、kimi(キミ)。
1Fはカフェ、2Fがkimiの店舗になっているこぢんまりとしたお店。
明るく光が差し込む店内、階段を上がって2Fへ。
白い壁と木の窓枠や棚のあるスペースに、色とりどりのおもちゃやボードゲームが並べられている。
おもちゃも、ボードゲームのパッケージもデザインがしゃれているので、見た目だけで欲しくなってしまう。
実はこのお店を訪れるのは2度め。
前回来たときに、いくつかおすすめのボードゲームを紹介してもらい、かつ一緒に遊んでもらった。他にお客さんが居なかったこともあり、数種類やらせていただいたのだけど、どれもが
「たまらなく楽しい!(*°∀°)=3」
すぐにハマってしまい、その場で一つ買って帰った。その後も(ほんの少し)買い足して、数種類のボードゲームを楽しんでいる。
さてこのボードゲーム、楽しんでいるのは私だけではない。小学校の子どもから、いい年をした大人までみんなでワーワーいって楽しめる。これほんと。
昨年遊びに来た甥っ子たちも、毎日、必ずボードゲームで遊んだ。
我が家にはTVゲームはないので、代わりのツールがボードゲームだったのだけど、最後まで飽きる様子がなかった。
何よりも私達も一緒になって遊べるので、TVゲームにありがちなお互いに対する”置き去り感”がなかった。
ボードゲームは、みんなで楽しい時間を共有できるゲーム。相手の普段見れない一面(戦略🎯や感性🍏、ズルがしこさ😜や思いやり💗、たまに絆😊)を見ることができる。
オーナーの船山さん曰く、
「大人も子どもも、お互いが無理なく楽しめる存在」とのこと。
両者が楽しいって、こと対子どもの場合だと簡単ではないことが多い。でもボードゲームなら可能になる🌅
おじいちゃんおばあちゃん世代から孫まで、世代を超えて楽しめるコミュニケーションツールのお宝が、このお店にざくざく詰まっている。
オーナーの船山さんは実はフォトグラファー、デザイナーでもある。
その他にも、長井でイベントを企画・運営もこなすマルチなお人。
「楽しそうですね〜」と言うと、「楽しいことしかしないから」ときっぱり。
このワクワクを求めるスピリットの持ち主が、おもちゃとゲームでできた“小さな城”の城主なのだ。
店名の「kimi」の由来を聞くと、「おばあちゃんの名前」とのこと。
このキミおばあちゃんのおかげで1Fのカフェのオーナーさんと親戚であることが判明し、なんだかんだで一緒にお店をはじめるきっかけになったそうだ。
キミおばあちゃんが世代間をつないだこの話、ボードゲーム屋さんにうってつけのワイルドカード🃏的なエピソードだと思う。
長井に行くことがあったら、今の生活に+αのヨロコビを加えてみたいなと思ったら、このお店に足を運んでみてほしい。
人生をちょっぴりワクワクさせてくれる、自分にぴったりな“遊び”がきっと見つかると思う。
petit aya
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kimi(キミ)
山形県長井市栄町1-6 2F
TEL 0238-87-0666
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(ネットショップ有り)
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