地元民はこう楽しむ!上杉雪灯篭まつり

東京暮らしから地元に戻ってきて3年目。
市外のお友達に雪灯篭まつりを案内するのも3年目です。

今年はなんと雪灯篭作りから友達が参加してくれたので、
満を持してお祭り当日、一緒に会場を巡りました。

寒さ対策をばっちしして臨む、地元民の雪灯篭まつりレポです。

昼の上杉神社

雪灯篭まつりは、まずは明るいうちから楽しみます。

お昼頃友達が米沢へ到着。
米沢ラーメンで腹ごしらえをして、いざ出陣。
一般車は会場周辺に駐車できませんので、
父のつてで知り合いのご自宅に車を置かせてもらいます。

そこから上杉神社まで徒歩10分ほど。
裏道を通ってすいすい歩きます。

神社へ入ると灯篭がずらり。
昨夜の大雪で、雪灯篭の屋根がアラビアン風に…!!

われらの灯篭を発見!
やっぱり、ぼこぼこしてる。ぬるっとしてる。

今年は山形のディスティネーションキャンペーン。
キャッチコピーの「山形日和。」をもじった「灯篭日和。」
色がかわいい。

10分も歩くと体が凍えてきますから、適度に暖を取ることは大切です。
伝国の杜へ入り、身体を温めます。

準備ができたら、お楽しみのテント村へ。
たくさんのお店が軒を連ねています。

おなかいっぱいだけど、体を温めたい。
匂いに誘われて甘酒を購入。
手袋にこおぼしちゃったけど、粕の香りが最高。そしてあったまる?!
夜は何を食べようか、予め予習して車に戻りました。

小野川のかまくら村

冷えた体を温めつつ、ぬくぬくドライブ。
小野川温泉へ「かまくら村」を見に行きました。

3個の巨大かまくらが並んでいました。
ここではラーメンやすきやきを出前してもらい
かまくらの中で食べることができます。
(かまくら村は3月15日(土)まで)

周辺には、足湯や煮玉子の販売などもあり、散策も楽しいです♪

一時休憩

食べて運動したら、そう。眠くなりますよ。
自宅に戻り、こたつに入ってお昼寝(夕寝?)タイム。
夜のための体力を温存します。

いざ、夜の雪灯篭まつりへ

夜の米沢は極寒です。毎年この時期はマイナス10度まで下がるのが当たり前。
完全防備で、父に送り迎えを頼み、神社近くに下してもらいスタート!

灯りが付いた上杉神社内はとても幻想的…
ですが、でもびっくりするくらい人がいて、結構歩くのに精いっぱい。

夜のmeets8灯篭。目立つ位置だからか、写真撮ってる観光客がいる…
いいの?これでいいの?心配になります。

まずは鎮魂の塔へ行きます。
もともとは戦没者の慰霊の為に始まったという雪灯篭まつり。
いまでもその儀式は続いています。

100円を箱に入れ、ろうそくとチケットを受け取り
階段を上ると白い鎮魂の塔が現れます。

毎年雪で巨大な塔が作られますが、今年は雪不足のため木の板でした。
火をもらい、ろうそくを捧げます。

和太鼓の演奏もあります。めちゃくちゃ寒そう!!!

ろうそくともに受け取ったチケットを渡せば
玉こんにゃくか甘酒がもらえます。

キャンドルゾーン、今年もきれいでした。

今年は「愛のハートイルミネーション」がありました。
ハートの前で写真を撮ると永遠の愛が…?とのことだったので
一応。撮っときましたよ?

創作雪像、今年の創作大賞は超力作。
たぶん、鯉を持っている米沢牛。
氷のような今年の雪、どうやってこんなにきれいに仕上げたんだろう…

灯篭の中には、米沢が誇る「有機EL」で光る灯篭も。
カラフルに光ってきれい!

「灯篭日和。」に点灯され、「きてけろくん」が浮かび上がっていました。

市内小学生による絵画作品店「ぼくの夢、わたしの夢」
カラフルな色使い、時々ぷっと笑える夢の内容…見ていて飽きません。

最後は、めしだ!
米沢牛とろべこ汁、米沢牛串焼き、米沢牛焼肉ライスバーガー、能登の蒸しガキ(なんと3個で500円!)
どれもこれもうまうま!

食事ができるお休み処は、テーブルとイスとストーブがあります。
みんなで譲り合いながら食事をし暖を取ります。

スタートからここまで1時間半。
19時半の時点でマイナス8度くらいにはなっていたでしょう。
さらに雪も降っているので、体感温度はかなり低い。
食欲よりも徐々に寒さが勝ってきます。
父にヘルプの電話を入れ、迎えに来てもらい、無事生還を果たしました。

雪灯篭まつりの心得

きれいな雪灯りが楽しめる雪灯篭まつりは
夜が本番のため寒さとの戦いです。

ですから、服装は万全を期してくださいね!
手袋、マフラー、帽子のほか、もこもこの靴下(足裏から冷えてきます)、防水の長めの靴(長靴orスノーブーツ)、防水の上着(雪が降っていると積もって溶けてしみこみます)。バッグはファスナーつきのもの、できればショルダーバッグがいいでしょう(雪が降っていると入ってきます)。

極寒の雪国なめたらアカンです。
雪国の夜は、外見よりも防寒!自分は若いと思うべからず!

寒いの大嫌いなあんべですが、なんだかんだできっと来年も見に行くのでしょう。
案内役はよろこんで。
どうぞ冬の米沢さござってけろ。


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あんべ

あんべ

趣味は日陰で日向ぼっこ。置賜の昔ながらの習慣や伝統食を体得することと、外ごはんを極めることが目標。最近の悩みは顔の肉が重力に逆らえなくなってきたこと。
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