子ども達と遊ぶ米沢(後編)

甥っ子ギャング二人組、米沢で大はしゃぎ

福岡からやって来た初!東北の旅を米沢で満喫している甥っ子ギャング二人組。 今のところ何事もなく楽しく毎日を過ごしています。下の弟はやや興奮気味なのか、夜遅く寝て朝早く起きる日々。にぃちゃんはマイペースに弟より早く寝て、朝はのんびり起きてくる。さてこの差、今後どう響きますやら。

Day 3  山形新幹線つばさ、天元台、小野川田んぼアート

この日は朝ごはんの後、米沢駅へ。お目当ては山形新幹線「つばさ」の撮影。

来た来た!
兄弟、写真📷撮りまくり連写しまくり カシャ―カシャ―カシャ―。さすが男の子、乗り物萌え度が高い高い。
発車後、「ふ〜」なんて言ってると反対側からまた「つばさ」。再びカシャ―カシャ―カシャ―。
大いに盛り上がりました。

弟のリクエストでこの日もナセBAへ。
にぃちゃんは「直江兼続」を読み終えたので、今度は「上杉謙信」を、弟はまた別の恐竜の本5冊を借りました。いいぞにぃちゃん。米沢の地を踏んだからにはそうでなくっちゃ。

お昼ごはんを食べた後は天元台へ。
プチアヤ伯母ちゃん的には天元台が今回の訪問のハイライト

ロープウェイに乗って、リフトを3回乗り継ぎ、日本百名山の一つ『西吾妻山』を(ちょこっと)登りに、Let’s Go!
リフトに乗っていると、トンボが飛んできて、肩や帽子に止まってきます。
数年前に乗ったときもそうでした。天元台のトンボは、サービス精神旺盛です。

「クマ(・(ェ)・)が出るかもしれんけん、あやちゃんはおとりね」ということで、先頭を歩かさること約30分、“かもしか展望台”に到着。
“外界”は最高34℃と猛暑なのに、ここは涼しい〜。でも日頃しない運動のおかげで、汗を滴るほどかいています。一休みの時に飲んだ冷たいカルピス、美味しかった〜(๑´ڡ`๑)

帰りはクマの心配がなくなったのか、兄弟はヒョイヒョイ走って降りていきます。おさるさんみたいに身軽。🐵🐵
体の重い大人たちを尻目にあっという間に姿が見えなくなりました。

やっとリフトの所まで降りて来たら、弟が「遅いよ〜」なんて言いながら迎えに来てくれました。にぃちゃんは、自分の帽子でトンボ取りに夢中。

沢山汗をかいた後のリフトには、と〜っても清々しい風が吹きます。

弟、「最っ高やね!」をしきりに連発。天元台が米沢で一番楽しかったことに躍り出た様子。

涼しい風に汗も引いて、誇らしい達成感(30分しか登って無くても!)を感じつつ、下山。

さて、小野川温泉にでも入って戻りますか〜なんて思っていたら、連日睡眠不足の弟、クルマの中でスヤスヤ。…むむ、何やら悪い予感👿。。

そして小野川に到着、悪い予感は的中します。

弟、がおる。

ついに来てしまったこの瞬間。(;´∀`)

こうなると、押しても引いても、テコでもアイスでも動かない。弟、クルマに籠城して一歩も動かず。

しょうがないのでにぃちゃんだけ田んぼアートをさっと見て、温泉♨はスルーでお家に帰ったのでした。(後で弟は「クルマの中にハチがおったのにみんなボクを置き去りにした」と涙ながらに語ってくれました。真相はわからないけど、ごめんよ、弟。(´;ω;`))

焦って撮ったからか、ピンぼけ政宗公。

Day 4  枝豆収穫、小野川昆虫マップ探検、松川で花火

あっという間に帰る日前日。
この日は滞在中に作った手作りの『福岡〜米沢の旅すごろく』などをしながら午前中をのんびり過ごしました。
(こちらのすごろく、中々な盛り上がりをみせ、お気楽旦那さんがひたすら『戻る』の無限ループにはまったり、にぃちゃんがぴったりゴールできずにうろうろするのを尻目に、弟がさっさとゴールしたり、近所迷惑レベルの歓声をあげつつの遊びとなりました)

お昼は、うちのちっちゃな畑で美味しそうにできた枝豆を弟が収穫。
山のように実った豆を、ハサミで両端を切るお手伝いも最後まで遂行してくれました。


採りたて、茹でたて、今が旬の3拍子揃った枝豆は最高に美味しく、普段は枝豆嫌いのにぃちゃんもぱくぱく。
「今までで食べた枝豆で一番美味しい!」の評価をもらいました。よしっ!(๑•̀ㅂ•́)و✧


お昼過ぎてから、小野川の『昆虫と花のマップ』なるリーフレットにトンボやカブトムシをとって遊べそうな情報が載っていたので、リーフレットの載っている方にお電話。
すると、気さくに「案内しますからどうぞ来てください〜」と快諾していただきました。
こういう感じ、大都会ではまず無いよね〜。

このマップ、小野川温泉各所で手に入る
こちらの呼び名で「はよ」という魚。唐揚げにすると美味しいらしい。

この日、私たちがお願いしたのは案内人の数間さん。
「虫かごだけもって来てください。虫取り網はこちらにありますから〜」と気さくに突然の電話にも対応してくださいました。

小野川温泉の温泉街から少し外れた場所にある、上窪のトンボ池で沢山のトンボを追いかけたり、取ったトンボのことを教えてくれたり、お手製の「ワナ」であっという間に魚を捕まえて見せてくれたり、楽しくためになる時間を過ごしました。

近くに「カブトムシ天国森林公園」なる場所もあると記載されていたので、そちらも行けるかな〜と思ったら、「カブトムシは7月で終わっちゃったよ」とのことでした。ちょっぴり残念。

罠で取った魚を池に放しに行く兄弟

当たり前のことだけど、小学校4年生と2年生の甥っ子たちと過ごせるのは今年だけ。

来年になれば5年生と3年生。また兄弟は一つ大きくなり、同じ米沢に来ても見え方や感じ方は変わってくるんだろうなぁ。

プチアヤ伯母ちゃん、ちょっとしんみり。

帰りに立ち寄ったufu ufu farmにて。暑い日のレモネードは美味しかった!

米沢最後の夜は、松川の河川敷で花火。
子どもと夏休みと最後の夜と来れば、花火でしょう🎇。
河原には他にも花火をしにきた人たちがまあまあいて盛り上がっていました。

帰りはコンビニでアイスを買って、お家で食べる。ちょっと遅い時間だけど、良しとしよう。今日は米沢最後の夜なのだから。

Day 5  バイバイ兄弟、またおいで。

連日のはしゃぎでさすがに疲れたのか、この日は二人ともぐっすり眠り、さっぱりとした顔で起きてきた。
米沢の楽しかった写真をみんなで選んで写真日記を作ってお土産にする。

「今度来るときはこの高速道路ができてるね」と、福島―米沢間の高速道路の工事現場を横目に仙台空港へ。

台風5号の影響で、乗る予定だった飛行機が急遽欠航!危うく帰れなくなりそうだったけれど、なんとか最終便に乗れることに。
にぃちゃんは飛行機に弟を乗せる責任の緊張感にお腹がすかず、となりで弟はライスバーガーをぱくぱく。ひとしきり食べ終わったあとで、弟が静かにぽつり。
「米沢、あっという間やったね」 その言葉が聞けたなら、私のミッションは見事成功。

毎日「楽しく」「飽きずに」「安全に(?)」「最後まで」「置賜を楽し」ませてもらったのは、私の方かもしれないな。

脇目も振らずに機内へと搭乗していく兄弟に手を振りながら、ちょっと目頭が熱くなる。

あー、楽しかったね。またおいで。今度こそは米沢本領発揮の冬かな〜😁
また凝りもせず、兄弟がきたら何しようかと、脳内妄想に忙しいプチアヤ伯母ちゃんなのでありました。

petit aya


The following two tabs change content below.
petit aya

petit aya

ちびっこい体で置賜をうろついています。 好きなものはおもち。おいしいお団子やおもちに出会うと買ってしまわずにはいられない。 つまり置賜はおいしいワナでいっぱいってこと。
スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です