そばはラーメンである。
ところで、
ある年令以上の方だけかもしれないが、
米沢の方はラーメン=中華そばで、しかも中華を省略して『そば』と言う。
だから、
「そば屋に行って、そばを食べる」は、
「ラーメン屋に行って、ラーメンを食べる」意味であることが往々にしてある。
一般的にそばと言ったら日本そばを連想するのだけれど、米沢には「そば処」と名前が付いてラーメンを提供するお店があったり、メニューにラーメンもそばもうどんもラインナップされていたり、いわゆる食堂系のお店が多いように感じる。
上杉神社周辺の米沢らーめん
さて、こんどは置賜地域ナンバーワンの観光スポット、上杉神社に行ってみよう。
この界隈にも米沢らーめんの店がたくさんあるだろう。
米沢らーめんを食べに来たのだから、ここはやはり王道の『中華そば550円』をオーダー!
そしてついに来た!
全然待たされることなく、店内のテレビをぼんやり見ているうち中華そばがテーブルにやってきた。
どれどれ。
米沢らーめんの特徴である細めの縮れ麺。
食べてみると思ったよりコシがある。
スープは中華そばのイメージからあっさり系かと思いきや、意外に秘めたパンチがあった。しかし後味はサラリとしていてクドさがない。チャーシューは小振りながら臭みがなくスープと良く合っている。そして量が見た目よりボリューミィ。
ご馳走様~! 美味しかった!
ところでご主人、
「米沢らーめんなのに、どうして店名が『さっぽろ』なの?」
「先代は亡くなってしまったからわかんねけど、ただの気まぐれで付けたんじゃない」
き、気まぐれ・・・? 本当?
創業60年、親子2代で絆いだ味は、初体験の米沢らーめんにふさわしい満足の1杯となりました!
ありがと~、米沢らーめん!
The following two tabs change content below.
IKU
米沢に住んで3年。はじめて米沢の冬を迎えた年は、長靴と雪かき用のスコップを購入。そして、誇張ではなく「あっという間」に積もる雪に驚愕。空からワサワサと降りてくる雪綿を見ているとワクワクする。
最新記事 by IKU (全て見る)
- IKU - 2014年5月23日
- 米沢あるある - 2014年5月22日
- いいで観光いちご園でイチゴ食べ放題 - 2014年5月14日
スポンサードリンク




























